目線と想い

僕の目線の先にあるのはいつもあの仔です

何も考えてなくても

自然と向けてしまう


駄目だと分かってても目線が変えられない

あの仔と目が合うまで見つめている


もう、恋とか、恋愛したくないとかいいつつも

どうしてか

あの仔が好き・・・気になって仕方ない


結局僕はどうしたいんだろう

そんなことを考えても

付き合いたい訳ではない

付き合う、という選択肢はすでに分からない

「付き合うってどういうこと？彼女と彼氏って何？」

あのときの問いかけにまだ僕は答えられない

本当に必要なのかと言えば

そうではない

不必要かは、分からない



どうしたらこの気持ちは消せるの？


俺なら大丈夫

俺なら抑えてやれる

僕のために俺は頑張ってくれる

怒り、悲しみ、切なさ・・・

負の感情を束縛してくれる


深呼吸をすると

落ち着く

胸の痛みが消える


けれど

気持ちは晴れない

何故かな


全部全部縛り上げて

一つの塊

小さな塊に見えても

一度紐解けば大きな塊が現れる

その日は

僕がいなくなる日


身近な人が

「大丈夫？」

と聞けば

「大丈夫だよ＾＾」

と答える僕


これも俺のおかげ

ありがとう


けれど

それでも


いつも涙腺には刺激が　胸には苦しさや蟠りが


誰も振り向かないで・・・・

自分の信念の弱さに苛立つ

何に苛立つのか


俺はずっとあの仔を想い続けよう

そんなことを言ったのに


何故か他の子にも惹かれてしまう


これが男の悲しい性なのだろうか


ふと疑問に思い

これは単なる本能的なものの一種だと言い聞かせてリセットする


だが蟠りは消えず

一時もこの感覚は離れない


恋

とは一体なんなんだろうか


胸の痛みを鎮めるためでも

痛みを増やすためでもある


そう自分は考える


嗚呼

いっそ俺は

嘘吐きな奴に成り下がろうか

そうして

自分の欲を満たそうか

それはいつまでも満たない思いだが


そうでもしなければ


約束、破るかもしれない



怖い・・・・よ


誰も居ない


Ａｚも・・・離れていく


傍に


居て




誰か






人前で泣けないとか言いつつ

人が傍に居ないとナミダが流れないんだ

お願い

殺して殺して殺して

僕を殺して

いやだいやだ

自分が嫌いだ

何をしてるんだ

何を考えているんだ

愚か過ぎて反吐が出る


俺が殺してくれる

グチャグチャにしてやる

僕なんか消してくれるでしょ？

ねぇ

俺は殺してくれるよね？


ヤダよ

どうして無視するんだい？

僕と俺は同じでしょ？


殺してよ

この僕を殺してよ


俺はどうしてそんなに明るいの？

たいとる

切らせろおおおおおおおおおおおおお

切るううううううううううううううううううううう

あああああああああああああああああああああ

ヤダああああああああああああああああああ




風呂の中でぶくぶくやっておしまい

死ねないじゃん

クズが死ねないとかクズ以下だろ

消えろよ

さっさと消えろおおおおおおおおおおおおおおおおお




死んだら逃げることになる

苦しまなきゃもっともっと

罰を受けろ

不満

この意気地なし

あの子を見ただけで恐怖感に襲われるとか

糞じゃん


確かに悪いのは自分

けど、過去でしょ？

今を楽しむんじゃなかったの？

そこまで未練がましいなんてね

呆れる


それと


可愛くなりたい？

無理でしょ

男として生まれた時点で、『可愛い』は難しいよ

『カッコいい』が言われないから？

だからそうしたいの？

キモイよそういうの

髪留めなんかつけてさ

口調、言動

別に変わっちゃいないよ

あほらしい


あとは

切りたいんでしょ？

けど周りに見られるのがいやだ？

じゃあすんなよ

耐えろよ


頑張ってここまできたじゃないか

もっと頑張れよ

耐えて見せろよ

クズなんだからさ


どうしても切る時はさ

ほら

前に見たあの人の腕

あの人みたいにやってよ

ズタズタに切って

ダラダラ血を流して


楽しい？

ねぇ

楽しいの？

むしろ

楽しんでるんだ